新たなMaaSアプリ「mobi」 月額5,000円で20キロ圏内は移動可能
2021/04/07
WILLERが5月から「mobi」本格展開へ
大手高速バス会社のWILLERは、5月以降に新たなMaaSアプリ「mobi(モビ)」を開始する。
ユーザーの予約状況に合わせて、AIが最適なルートや運行スケジュールを算出し、最適な配車や運行を行う。
アプリで車両を呼び出すと、指定した場所へ10分程度での配車が可能で、約2km圏内を自由に移動できる。
月定額料金は、本会員となる人が月5,000円、家族は1人当たり月500円の追加で利用可能。
3月8日から3月31日まで京丹後市で実証実験を行ったりと、「mobi」の開発を進めている。
MaaSアプリでのオンデマンド交通
小田急電鉄のMaaSアプリ「Emot(エモット)」では、新百合ヶ丘駅周辺でしんゆりシャトルを利用できる。
回数 | 大人 | 子供 |
---|---|---|
一回限り | 500円 | 250円 |
1か月間無制限 | 2万1,000円 | 1万500円 |
トヨタのMaaSアプリ「my route」では、福岡県糸島市内でよかまちみらい号を利用できる。
1回乗車は中学生以上は200円、小学生と障がい者は100円である。


執筆者
高橋 嘉尋
CEO at プライシングスタジオ株式会社
プライシング専門メディア「プライスハック」を監修するなど、プライシングに関する専門知識が豊富。プライシングスタジオの全案件にて、クライアント企業の価格課題分析 及び プライシングのアドバイザリー業務を担当。コンサルティング経験としては、飲食業界のプライシングに関する長期プロジェクトに参画し、売上改善を達成。