保険会社向けのECクラウド「BIMsEC」がサブスク形態で利用可能に

B-Prostが保険会社向けのECクラウド「BIMs EC」 サブスクで提供

B-Prostは23日、保険会社向けのECクラウド「BIMs EC」をサブスクという形で提供開始したと発表した。Webでの保険商品の販売、マイページの導入やログイン管理、保険契約内容の表示・変更等の手続きは、顧客との接点として重要性が増している。

その一方、急速に進むクラウド化の対応や開発負荷とランニングコスト増大が保険会社各社の大きなテーマとなっている。そのニーズに目をつけて、今回のサービスの開始に至った。

「BIMs EC」の標準機能として、Webサイトを利用した契約照会機能、新規見積/申込/計上、異動解約見積/計上機能、満期更改機能、事故受付機能、事故受付後の状況照会の契約者向けWeb機能がある。

明細管理機能、企業向け保険商品、その他決済方法追加などの標準機能以外も別途見積りのうえ対応しているという。

BIMsEC機能概要(出典:B-Prost リリース)

「BIMs EC」の価格体系 複数パッケージ価格とは

「BIMs EC」は、各機能単位でのサブスク料金を設定している。また、保険料率改定、商品改定時の改修費用も同様だ。顧客が利用可能な機能に応じて、複数の料金プランを設定する価格体系を、大きくまとめて複数パッケージ価格モデルという。

複数パッケージモデルのメリットはさまざまなニーズに対応でき、顧客ごとに売上を最適化できる点だ。また、質の高い機能や多くのストレージを提供する必要がある顧客に対して、価値に見合った金額を受け取れることで、利益を増やせるわけだ。

一方でデメリットもある。選択肢が多すぎたり、プランの差が複雑だったりするため、顧客にとって検討事項が増えてしまい、購入障壁を高めることにつながる点だ。顧客ニーズに合致した選択肢を3つ程度に留めるように注意が必要だ。

複数パッケージ価格モデルに関する詳しい記事はこちら。

プライシングスタジオにご相談ください
価格改善クラウド
執筆者

執筆者

高橋 嘉尋

CEO at プライシングスタジオ株式会社

プライシング専門メディア「プライスハック」を監修するなど、プライシングに関する専門知識が豊富。プライシングスタジオの全案件にて、クライアント企業の価格課題分析 及び プライシングのアドバイザリー業務を担当。コンサルティング経験としては、飲食業界のプライシングに関する長期プロジェクトに参画し、売上改善を達成。