【3/15週】小田急電鉄に三井住友銀行、新ビジネス領域でサブスク開始【プライシングニュースVol.1】

小田急電鉄の駅周辺で飲食・生花が利用し放題に 月額7,800円

小田急電鉄は2021年3月8日、駅を利用する際に便利な飲食・物販の新たなサブスクリプションチケット「EMot パスポート」を発売した。「EMot パスポート」は、小田急線のターミナル駅にある、そば、おむすび、ベーカリー、カフェ飲食、フラワーショップの44店舗での買い物に利用できる30日間の定額制チケット。

スマートフォン画面で「EMot パスポート」を提示することで、サービスを利用できる。

このサブスクは、多様なモビリティサービスを提供する“行きかた”だけではなく、“生きかた”も提案していきたい、というEMotのコンセプトから生まれた。
小田急電鉄では、2019年10月から約1年間、移動と生活サービスを掛け合わせたサービスのニーズ検証等を目的に、新宿・新百合ヶ丘駅にて、実証実験に取り組んできた。

1回およそ500円のサービスを飲食は3時間間隔で何度でも利用でき、生花は有効期間中5回まで利用可能だ。

「EMot パスポート」の料金

(出典:小田急電鉄 リリース)

三井住友銀行、新たな領域でサブスク開始 月額9,900円

大手銀行の三井住友銀行は2021年3月15日、長寿人生をサポートするために非金融の領域も含めたサービス提供するトータルソリューションプロバイダーとして、新たなビジネス領域へと本格的に参入していくと発表した。

その第一弾として、4月19日から「SMBCエルダープログラム」を開始する。月額9,900円で、三井住友銀行のサービスを割引・無料で提供したり、提携企業の「健康相談」「みまもり」「家事代行」「終活」等に関するサービスを割引や特典付きで提供。

また、専任のエルダーコンシェルジュを配置し、定期的な訪問や電話・リモートツールを活用しサポートする。

SMBCエルダープログラムの連携企業(出典:三井住友銀行 リリース)

20歳以上かつ国内に住んでいて、SMBCエルダープログラム専用普通預金口座を開設のうえ、1,000万円以上預けることが利用できる条件である。サービスは、三井住友銀行の本支店にて受付する予定だ。

新サービスに対する価格体系の考察

小田急電鉄は月額7,800円、三井住友銀行は月額9,900円のサブスクを始める。
このように、サービスに対して料金体系が1つであるサブスクのことを単一価格モデルとい、全てのユーザーに対して単一の製品・機能・価格を提供するというシンプルな価格体系だ。単一価格モデルは、サービス価値を顧客に伝えやすく売りやすいというメリットがあるだけでなく、LPやWebページ作成も比較的容易になる。

価格体系に関する詳しい記事はこちら。

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高橋 嘉尋

CEO at プライシングスタジオ株式会社

プライシング専門メディア「プライスハック」を監修するなど、プライシングに関する専門知識が豊富。プライシングスタジオの全案件にて、クライアント企業の価格課題分析 及び プライシングのアドバイザリー業務を担当。コンサルティング経験としては、飲食業界のプライシングに関する長期プロジェクトに参画し、売上改善を達成。