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SaaSのプライシングを成功させるには?ノーコードでアプリ化Appifyが価格決定を科学する理由

2020/12/15 (更新日:2021/01/09)

Appify Technologies 代表取締役CEO 福田 涼介 様

導入前の課題

  • 製品価値に対し適切な価格設定ができていない
  • 無料で提供しているお試し期間を設定するべきかわからない
  • プライシングを科学的に分析できていない

導入後の効果

  • ユーザーの利用動体にあわせた価格改定ができた
  • 1ヶ月無料で提供しているお試し期間を設置するべきなのが分かった
  • ユーザーの支払意欲を数値化してプライシングができた

ノーコードでアプリを開発できるという独自のSaaS事業を展開するAppify Technologies。2020年9月にCampfire社サービスと連携を開始したほか、同年10月には資金調達を実施しています。そんな同社は、2020年8月より「Pricing Sprint」の導入を開始。弊社の分析を通じプライシング戦略の変更から価格改定まで、実現しています。現在の活用状況や、SaaS事業におけるプライシング戦略の展望を伺いました。

ノーコードでアプリ化を実現するSaaS「Appify Technologies」

――貴社の事業を教えてください
Appify Technologiesは、エンジニアがいない企業でもプログラミングコードを書かなくてもアプリ作成が可能になる独自のSaaS「Appify」を展開しています。現在はEコマースプラットフォーム「BASE」と連携し、ネットショップを出店している事業会社が各々のネットショップのアプリを作成可能です。「BASE」では個人・法人を問わず様々なユーザーにAppifyをご利用いただいています。

月額1万円未満のサブスクリプション型でアプリを簡単にノーコードで作成できる「Appify(アッピファイ)」

Appify Technologiesが直面したプライシングの課題

――今までのプライシングに関する取り組み・課題を教えてください

これまではユーザーヒアリングやBASEと共同調査の上で価格を決定してきました。しかし、「どのタイミングで有料プランへ移行してもらうべきなのか?」「どの機能を利用すると有料プランに納得感を持って利用してくれるのか?」「外的な要因がユーザーの利用モチベーションを左右しているのではないか?」などの疑問を払拭し確信を持ったプライシングをするに至っていませんでした。

――プライシングに対する課題をどのように解決しようとしましたか?

我々が普段から考えていた価格に対する疑問を払拭し、製品の価値に見合った値段を導き出すには科学的なプライシングが必要だと感じていました。

そんな中、プライシングサービスとしてPricing Sprintを紹介いただきました。導入前の説明を聞き、自社の価格に対してプライシングの専門家の意見を聞けるということや、価格に紐付き自社のどの機能に関してユーザーが価値を感じているかを知ることができるという点に魅力を感じました。

Pricing Sprintの分析方法であれば、プライシングに科学的アプローチが可能だとわかり導入を決定しました。

Pricing Sprintを導入し、SaaSの価格改定に取り組んでわかったこと

――Pricing Sprintの分析でわかったことを教えてください

Pricing Sprintを導入したことで、今までは定量化することが困難であったユーザーの支払意欲の変容を定量化できたほか、現在設定している無料トライアル期間が適切であると再認識できました。

そして、データ収集の設計だけでなく分析レポートの精度の高さから、科学的にプライシングにアプローチするには自社のリソースや知見だけでは難しいということが改めて分かりました。

Appify社が導入したPricing Sprintの分析結果

Appify Technologiesが価格改定に踏み切れた理由

――Appifyが価格改定を実施できた理由を教えてください

Pricing Sprintの分析を通して「ユーザーにとってどの機能がどれだけ重要なのか?」を数値で把握することできたため、確信を持って価格改定に踏み切りました。SaaS提供会社として、正しいプライシングのアプローチができたと感じています。

個人的には「プライシングは科学的根拠をもって行うべきだ」と考えているSaaS企業にこそPricing Sprintの導入がおすすめです。

SaaSのプライシング課題に取り組む重要性を認識

――貴社の今後の展望を教えてください

今後は開発中のオプション機能について分析し、ユーザーがさらに製品を利用しやすい価格設定を行っていきたいです。“プライシング”という概念が日本ではまだ浸透していませんが、SaaS業界だけにとどまらず、プライシング課題に取り組むことの重要性が認識されることを期待しています。

会社概要

社名:株式会社Appify Technologies

事業内容:株式会社Appify Technologiesは、月額1万円未満のサブスクリプション型でアプリを簡単にノーコードで作成できる『Appify(アッピファイ)』を提供しているスタートアップ企業です。コロナ禍で需要が拡大するBASEや日本での導入が加速しているShopify、サブスクリプション型モデルで支援を募ることができるCAMPFIRE Communityといったプラットフォームと連携し、様々なネイティブアプリの作成を可能にしています

設立:2018年
URL:https://appify-inc.com/

プライスハック監修

執筆者

高橋 嘉尋

CEO at プライシングスタジオ株式会社

プライシング専門メディア「プライスハック」を監修するなど、プライシングに関する専門知識が豊富。プライシングスタジオの全案件にて、クライアント企業の価格課題分析 及び プライシングのアドバイザリー業務を担当。コンサルティング経験としては、飲食業界のプライシングに関する長期プロジェクトに参画し、売上改善を達成。

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